のらり 大好評連載中
2018/07/19掲載

■新・汽車旅日記
~平成ニッポン、いい日々旅立ち
 
第665回「叡山と比叡山-叡山ケーブル-」
 up
比叡山は宗教由来の地。宗教文化の観光地。鉄道ファンにとっては二つのケーブルカーと私鉄で巡る、乗りもの回遊スポットである。この二つのケーブルカーは、それぞれ日本一を誇る。琵琶湖側から上った坂本ケーブルは "路線の長さ" の日本一だ。そしてこれから降りるルートの叡山ケーブルは高低差の日本一。わずか1.3kmの距離で561mも下がる。561mといえば東京タワーより高い。東京スカイツリーよりすこし低い。かなりの高さだと思うけれども、地に足がついているから恐怖感はない。ただ、線路を見下ろすと、歩いて降りたら転がり落ちそうである。ロープウェイのロープ比叡からケーブルカーのケーブル比叡駅まで、麓に降りる方向にもかかわらず、この駅間は上り坂だ。逆方向、麓から上ってくる方向だと、この坂道を下る。京都側から上って滋賀側に降りるルートのほうが、ちょっとだけラクかもしれない。

杉山 淳一

杉山 淳一 

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2018/07/19掲載

■店主の分け前
~バーマンの心にうつりゆくよしなしごと
 
第355回「流行り歌に寄せて No.160 特別篇 森田童子の訃報に接して その2」 up

今から四半世紀前の平成5年1月、松も明けた8日の金曜日、当時あまりスポーツ以外のテレビ放送を観る習慣がなかった僕が、その日はなぜかぼんやりとTBSの画面を観続けていた。。10時になったから、そろそろ消そうと思いテレビに近づいた時(リモコンのないテレビだった)、森田童子の 『ぼくたちの失敗』 が聴こえてきた。 本当に驚いた。テレビドラマのオープニングで森田童子の声が流れているのだ。この曲をドラマに使うとは一体どういうことか、頭の中は文字通り疑問符だらけになり、それを解くためにまず観てみようと思ったのが、結局は最終話まで1回も逃さずに視聴してしまった。タイトルは 『高校教師』 、脚本は野島伸司、教師役は真田広之、女生徒役は桜井幸子。かなりセンセーショナルな内容のドラマだったので、視聴者の評価は大きく分かれたが、、最終回の視聴率は33%を記録するという…

金井 和宏

金井 和宏  
 
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2018/07/19掲載

■イビサ物語
~ロスモリーノスの夕陽カフェにて
 
第29回「“ヒッピーマーケット” ~イビサ・テキヤ事情」 up
イビサに集まるゲージツ家は玉石混合だ。もちろん、石ころの方が圧倒的に多いのはどこの芸術大学、美術学校と変わらない。イビサでテキヤや小さなアートギャラリーをやっていた御仁がパリ、ニューヨークで名を成したうわさを耳にしないことがないでもないが、生活しやすいイビサ、夏の4ヶ月間、街頭でゲージュツ作品を売れば、一年楽に暮らせるだけ稼げる安穏さは捨てがたいのだろう。自然、イビサのゲージュツカならんとしているテキヤは在住何十年に及ぶ中年集団になる。 イビサには似顔絵描きがたくさんいる。夕方になると、自分の作品、有名人の写真から写した似顔絵を何枚も飾り、座り心地の良さそうな椅子、これはお客さん用、そしてイカメシイ、イーゼル三脚を立て、お客モデルを待つのだ。似顔絵には二つの流派があり、写実に徹した派とカリカチュア派で、それぞれ白黒のモノトーンは…

佐野 草介

佐野 草介 

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2018/07/19掲載

■亜米利加よもやま通信
~コロラドロッキーの山裾の町から
 
第571回「日本人は“絵好み(エコノミー)アニマル”」
 up
昔、日本人自身で、自分のことをエコノミーアニマルと自称していたことがあります。日本が経済的に躍進した頃のことです。一時期、自分のことをイエローモンキーなどと自蔑していたこともあります。でも、アメリカやヨーロッパで日本人をそのように呼んだり、書いたりしている事実は全くなかったと思います。 絵好みアニマルの方は、本格的な事実で、毎回、上野の森で特別展覧会があると、ドッとばかり押し寄せる現象は、他の国にはちょっと起こり得ない、特異な現象だと言ってよいでしょう。人気がある印象派の絵画ばかりでなく、ベラスケス、フェルメール展に総計何十万人という人が訪れたニュースに接すると、日本人の芸術的関心の深さ、広さにタダタダ呆れるばかりです。 アメリカでは博物館、美術館は小中学生に占領されてしまいました。引率の先生の後ろをゾロゾロと子供たちが…

グレース・ジョイ

Grace Joy 
(グレース・ジョイ)
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2018/07/19掲載

■『ひとつひとつの確かさ』
~表現哲学詩人 谷口江里也の映像詩
 
第39回「モグラの働き ~Workings of Moles」
  up

39_ts

モグラの働き。
昨夜の雨で地下通路が崩落したのかもしれない。
いたるところにモグラの突貫工事の跡。
大事な居間や食物貯蔵庫が浸水したのでなければ良いが……
elia

谷口 江里也 

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2018/07/19掲載

■よりみち~編集後記  up 

ワールドカップ ロシア 2018がフランスの優勝で終了した。日本の初めての決勝トーナメント進出で大いに盛り上がったワールドカップだった。時差の関係で、午前1時とか3時の試合が多く、ブロック予選の期間、寝不足が連日続きかなり消耗したヒトも多かったと思う。日本チームは2ヵ月前の突如のハリルホジッチ監督更迭劇というまさかの事態が起こり、急遽、西野監督が選任されての急場のチームづくりとなったが、この監督更迭は世間や関係者に実にショッキングな出来事だったが、出場選手にはかなりプラスになった可能性が高い。すでに監督更迭で、日本に勝利はないことを予測させたし、よほどチームワークが破綻していたことを想像させたわけで、誰もが日本チームに期待するどころか、恥ずかしくない負け方の方を考えていたはずだ。そこが、出場選手にはラッキーだった。負けて元々、勝てば英雄になって日本に帰れる。こんなにプレッシャーのない国際試合はかつて一度もなかった。

よりみち

「のらり」編集部

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