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【のらり】更新ニュース        2010.04.01
 〜各界異彩のコラム満載〜 http://www.norari.net/
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■新・汽車旅日記
 〜平成ニッポン、いい日々旅立ち  
第325回「地産地消で満腹満悦 −越美北線1−」
越前大野駅に戻ると売店のおばちゃんが駅の玄関を掃いていた。この人はサ
ボるということをしない。もっとも、そろそろ列車が発着する時間である。
一日に数えるほどしかない商機。のんびりしてはいられない。私の姿を見つ
けると「おいしいものあったかい」と言った。「ちょっと早かったみたいだ。
生ものばかりで」と返した。おばちゃんは気の毒そうな顔をして、「九頭竜
湖にも美味しいものがいっぱいあるよ」と言った。信用していいのかと思う。
しかし、九頭竜湖駅は道の駅を併設しており、観光案内所もあることを調べ
ておいた。期待して良さそうだ。
杉山 淳一      2010/04/01掲載

■店主の分け前
 〜バーマンの心にうつりゆくよしなしごと  
第163回「私の蘇格蘭紀行(24)」
4月20日(火)スコットランドに来て初めての島行き。朝起きたとき、やは
り心が躍っていた。朝食の席で、隣室の若い女性泊まり客にも、"Lismore?
Oh, quiet island!"と、「ずいぶん地味なところへ行きたがる人ね」という
ように、顔をしかめて首を振り、両手を広げる仕草をされたが、私は、「な
に、ミーハーな島より渋いのだ」と日本語で答えておいた。宿から10分ほど
歩き港に着いて、まず大きな埠頭で10:00発のマル島、アイオナ島行きの豪
華客船のような大型フェリーを見送る。タラップから乗客が次から次へと乗
っていった。かなりの数の人たちだ。リズモア島行きは10:45発。同じ埠頭
からと思っていたら、その隣の小さな船着き場。ちょうど、少し前に廃止に
なった川崎、木更津間のフェリー乗り場のような雰囲気である。
金井 和宏      2010/04/01掲載

■フロンティア時代のアンチヒーローたち 
 〜西部アウトロー列伝 Part3   
第3回「ワイアット・アープとOK牧場の決闘 その3」 
ツームストーンの町の歴史は、典型的な西部の町の興亡がピタリと当てはま
る例だ。銀鉱の発見とそれに伴うゴールド・ラッシュ、鉱山の枯渇とゴース
ト・タウン化、観光地としての再生。ツームストーンは、まるで絵に描いた
ような歴史を持つ西部の町だ。町はメキシコ国境のナコまで50キロあるだろ
うか、馬で一日の距離だ。ツームストーン近くの、サンペドロ川がえぐり流
れるグース・フラットと呼ばれる高地に、エド・シェフリン(Ed Schieffelin)
という山師が豊かな銀山を発見したことから、急激に町は発展し始めた。時
に1877年のことだが、2年後の1879年には町として登録されている。この界
隈は絶対的に水が不足しており、およそ牧場には不向きなところだ。平原は
広がっているが、むしろ砂漠の外れといった方が当たっているだろうか。加
えてアパッチとの問題が解決しておらず、襲撃が相次いでいた。
佐野 草介      2010/04/01掲載

■亜米利加よもやま通信
 〜コロラドロッキーの山裾の町から 
第153回「旅の疲れか、疲れる旅なのか?」
学校の先生という職業柄、薄給ですが、その見返りとして、学生さんと同様
に盛大に休暇を取ることができます。まず、他の職業だったら、3ヵ月の夏
休み、ほぼ1ヵ月の冬休み、1週間の春休みなど取ることは不可能でしょう。
本来なら、長い休みは研究のためにあるのですが、そのあたりは緩やかに構
えて、深く考えないことにします。こんなショーバイ柄、普通の人より余計
に旅をすることができます。うちのダンナさんの実家のある日本へ、年一度
は通っているし、ここ数年生徒さんを連れて日本修学旅行にも行っています。
私の両親の住むカンサス・シティーへも去年は3回行っています。加えて、
まだ言語学者の端くれですので(もうだいぶ化石化してますが)、カルフォ
ルニアや東海岸の街の学会にも年2回は顔を出しています。いずれも飛行機
の旅です。
Grace Joy(グレース・ジョイ)  2010/04/01掲載

■現代語訳『風姿花伝』
  〜世阿弥の『風姿花伝』を表現哲学詩人谷口江里也が現代語に翻訳   
第10回「風姿花伝その二
物學(ものまね)のいろいろ 老人」

老人の物學(ものまね)は、この道の奥儀(おうぎ)といってよい。能の位
(くらい)というものは、どうとりつくろったところで、自ずと外目に現れる
が、老人の物學(ものまね)の善し悪しは、見ていてすぐに分るものなので、
とりわけ大事にしなければならない。
谷口 江里也      2010/04/01掲載

■よりみち〜編集後記 
地球温暖化の問題というのが世界中で叫ばれだしてかなり久しい。結果が出
せない鳩山新政権が唯一リーダーシップ?を世界に示した「温室効果ガスを
2020年までに1990年比25%削減を目指す」という目標も、この温暖化対策へ
の日本の姿勢を表明したものだ。アメリカの元副大統領であるアル・ゴア氏
も「不都合な真実」で強烈な危機感を世界に訴え、本当に地球は大丈夫なの
かと不安を掻き立てた。確かに北極や南極の氷が溶け出しているようだし、
各国の氷河は減少傾向にあり、世界的な異常気象もこの温暖化が原因と考え
て間違いなさそうだ…
「のらり」編集部     2010/04/01掲載

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