つくられたヒカリをまとった
ヒトの手によってつくられたウシ
考えようによっては
なくてもよかったヒカリとウシ
しかしそう言ってしまった途端
消えてしまうヒトという存在
歴史という
あらゆるものをつくりつくり続けてきたヒトのあしあと
そしていま現に目の前にある世界
考えようによっては
あってもよいと思えるつくられたウシ
そこに飾り付けられたヒカリ
そう思った途端
命あるもののように輝き始めるヒカリとウシ
探され始める存在理由
もとより光がなければ
ヒトの命もウシの命もなにもない
おなじように水がなくても空気がなくても
すべてがあり得なかった世界
そんななかでなぜか生まれ
命をつなぎ始めることになったヒト
そしてヒトがつくった無数のモノ
同じように命をつなぎ続けながらも
ヒトのようにはモノをつくらなかったウシ
考えてみれば
そのウシもまたいまや
ヒトに飼い馴らされかたちを変えられ
そのいきざまさえも変えられて
それがあたりまえであるかのようにして
命をつなぐ